タイトル:アッパレ! あらすじ あかんたれ

あかんたれ

第161話〜第170話

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話数 ひとこと あらすじ
161    お久は特約店を辞めようとするが,お糸が反対。林田に10日まで待てば女学校の着物の金が入るので10日まで待つよう説得。林田は待つことを了承する。
 安造は次三郎に矢絣の金を取りに行くため,女学校へ挨拶に行くよう頼む。次三郎は200円で手を打つ。
 内藤は愛子とその男(丑吉)に,安造から持ち金も矢絣の金も全部取り上げる計画を説明する。だが愛子はあまり気が進まない表情…。
 次三郎は女学校へ挨拶に行き石山先生に会い,自分が安造だと名乗り,10日は代金を自分に払うよう言う。先生はこれが偽者だと気付いており,3時にあべの郵便局で払うとうその約束する。学校を出た次三郎は4時にあべの郵便局でと安造に伝える。
 そのころ寺では矢絣が何とか期限までに間に合うめどがついていた。
162    安造はお久に学校へ行ってきたと嘘を言う。
 孝助はおいしに矢絣から手を引くよう説得。秀松に矢絣を続けさせるため,また,成田屋ののれんを守るためと説得され,おいしは泣く泣く手を引くことにする。
 安造は挨拶を次三郎にさせたことを内藤へ報告するが,内藤は次三郎が金を横取りしようとしていることに気付く。
 石山先生は学校へ偽者が来たことを寺へ知らせに来る。先生から警察に言うべきか聞かれ,お糸はそれが叔父だと告白し,成田屋の恥になるので通報しないよう頼む。
 安造は内藤から愛子の昔の男のことを聞く。内藤は手切れ金を払えば簡単に解決すると吹き込む。
163    愛子は自分自身に腹立ち,ヤケ酒を飲む。
 富江は商業大学の受験日を迎える。鉄川から試験に遅れると言われ,富江は鉄川の案内する近道についていく。恩に着せるなよと警戒する富江。だが実は時間は十分あり,大学の裏の天神さんへ連れて行かれる。騙されたと文句を言う富江に,鉄川は「大事な入試の日になぜ万全を期さないのか」とさんざん説教。富江の学費は糸茂個人の給料から出ているとバラし,期待に応え一番で合格しろとハッパをかける。試験問題が全部出来た富江は,嬉しさにこれを手紙に書き糸子に送る。同時に手紙で糸茂が女学生の洋服を売ろうとしているを伝える。
 会社で富江は鉄川から客に見せるため学生服を着るよう頼まれる。嫌がる富江に売れるか売れないかの瀬戸際だと説得され,しぶしぶ着ることに。
164    鉄川は会社に2社の問屋を呼び,女学生の洋服を売ろうとする。否定的な問屋に富江が着たセーラー服を見せると,問屋はがぜん乗り気になる。東京と大阪で販売され洋服が矢絣を追い払うと聞いた富江は,思わず商談を壊そうとする。その場は何とか収めたが,あとで鉄川は富江を叱る。鉄川は富江から,秀松が袖つきの矢絣を売っている事を聞かされる。大阪での販売を待ってくれと頼む富江に,今おまえは糸茂の人間だと説教。怒った富江は滑り止めの女学校の受験を拒否。鉄川は,相変わらず上司に噛み付く富江をまさにポケットモンキーだと思いつつ,子供のころ秀松が自分に噛み付いた時のことを思い出す。
 寺では直助も手伝い,矢絣は明日までに何とか間に合いそうだ。糸子は糸茂の洋服販売を伝えにくるが,秀松に言い出せない。
165    内藤は役者上がりの文吉を雇い,愛子と芝居をさせて安造をだます。すっかり騙された安造は,文吉に手切れ金100円を渡し二人を別れさせる。安造は愛子にプロポーズする。二人は明日梅田駅で6時に待ち合わせ,有馬温泉に行く約束をする。すっかり騙された安造を愛子は哀れに思う。
 秀松はお光に矢絣が間に合うと報告。お光は,明日品物を納め金をもらったと聞いたら,秀松の母に伝えると約束する。
 富江,糸子はそれぞれの近況を手紙に書く。糸子は矢絣の金が入ったら清とよりを戻すつもりだった。
166    ナレーションと共に秀松,安造,次三郎らがカメラ目線でそれぞれが大事な今日の日の意気込みを語る。
 成田屋は一息ついたと判断した孝助は,お久に暇をとることを申し出る。代わりに直助を店に戻すよう頼むがお久は承知しない。お久は安造をすっかり信じ,安造にどんなことがあっても金を持って帰るよう頼む。安造はその代わりに水商売の女を嫁に取りたいと頼む。
167    園妙寺で出荷を見送りに来たおいしは,孝助が店を辞めようとしていることを見抜く。直助は自分が店に帰れないと知るが,孝助のために荷物を運ぶ。秀松は孝助に恩返しするためにも店に残ってくれと頼む。
 荷物を運んだ直助は糸子に会い,糸子は直助を励ます。秀松は代金を受け取るが,校長から糸茂がセーラー服を売り込んでいることを知る。秀松は校門で糸子に金を預け,大八車を引いて帰る。
168    次三郎は郵便局で学校を待ち,それを内藤らが見張る。天満の益は愛子の旦那の丑吉に,愛子が安造を有馬温泉に誘ったことを話す。丑吉は今日愛子と喧嘩したことを思い出し,愛子が浮気していると疑う。
 次三郎は用務員から封筒を渡される。すかさず安造が金を取り上げにいくが,次三郎の口車にのり金をもらえない。
 秀松は糸茂に行き,洋服を学校に売るのを待つよう頼むが,糸茂は断る。
169    秀松は矢絣は成田屋のともし火だというが,糸茂はすぐ消えるものはともしびとはいえないと反論。電灯とランプにたとえて秀松に諭す。糸茂は女学生に洋服を着せる方法を3年考えていた。秀松はセーラー服を着た女性の写真が富江と知り驚く。
 次三郎は天満の益につかまるが,封筒の中身は紙切れで,金は秀松に渡したと手紙が入っていた。安造はあわてて店に帰ると糸子が金を持って帰っていた。糸子はお久に次三郎が一枚かんでいたことをばらし,お久は安造が嘘をついていたことを知る。
170    お久が成田屋に集まった人に借金を払おうとすると,丑吉が愛子を引きずり怒鳴り込む。丑吉は女房を取られたとお久を脅す。お久は結婚を認めないというが,殴られる安造を見て我慢できなくなる。結局安造は強引に矢絣の金を全部丑吉に渡してしまう。秀松は「その金はいかん!」としがみつくがどつかれる。安造は愛子を追いかけ店を出る。金がなくなり,お久は集まった人へ今日でのれんを下ろすと宣言する。秀松は殴られても蹴られても必死に丑吉にしがみつき追いかける。

 

 

 

 

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