タイトル:アッパレ! あらすじ あかんたれ

あかんたれ

第171話〜第180話

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話数 ひとこと あらすじ
171    どつかれてもどつかれても秀松は丑吉を追いかける。
 糸子は清にあいに川べりへ行く。糸子と清はよりを戻すが,通りがかりの人から秀松がやくざ者にやられていることを聞く。丑吉が秀松にドスをふりかざしたところへ清が駆けつける。清が丑吉に手を出そうとすると,糸茂が止める。糸茂に「誰が見ても秀松の勝ちだ」と言われ,多くの人に睨まれ,丑吉は金を返して逃げる。人々は秀松を担ぎ店へ向かう。清は糸茂に「船場の人は命より金が大切なのか」と問う。糸茂は名誉のため,秀松にとって店のためになるのが名誉だと答える。
 店に帰った糸子は安造の失態を知る。借金が品物では足りないと聞き,お久は着物の襟に隠した権利書を糸子に渡し,これで店を看取ってと頼む。
172    糸子と孝助は債権者に権利書を渡す。しきたりにのっとり孝助がのれんを外そうとすると,秀松が抱えられ金を持ってくる。間一髪で金が間に合うが,お久は信用を失ったので店を閉めると言う。孝助,糸子らは直ちに反対。債権者は安造が主人では取引できないという。だが日の本紡の林田が秀松を主人にするよう提案すると,債権者が同意。お久は断りきれず秀松を主人にすることになる。
 安造は待ち合わせの駅で愛子に会う。愛子は亭主と別れたという。安造は愛子をお久に会わせようとするが,人々が秀松が主人になったと話すのを聞き怒り店に走る。
173    秀松は医者の治療を受ける。糸子は秀松に借金の半分を受け持ち家を出る決意を告げる。
 お久と孝助が帳簿を整理していると安造が帰ってくる。安造は相変わらず身勝手なことを言うが,既に隠居だと知らされ,糸子らにボロクソに言われ店を出て行く。
 続いて糸子もお久に借金の半分を背負い家を出ると告げる。お久も家を出るというが,糸子が止め,孝助に店を助けるよう頼み出て行く。
174    安造は愛子の同情をかうよう店での仕打ちを誇張して話す。安造は愛子と一緒になるようたのむ。愛子は安造が働くことを条件に了承。だが安造は愛子のひもになりそうな雰囲気だ。
 丑吉は仕事が出来なかった詫びに指を詰めようとする。愛子から別れ話をつけるよう頼まれていた内藤は,指を詰める代わりに愛子と別れることを丑吉に約束させる。
 丑吉は愛子・安造に会うが,男と男の約束を守り愛子と別れる。
175    糸子はお梅に預けた荷物を受け取る。糸子はお梅に秀松への複雑な思いを話す。お梅は秀松が店を助けた褒美に弟と呼んでくれらたらというが,糸子は拒否。糸子は明日5時にここで待つ人への手紙をお梅に預ける。
 目覚めた秀松はお梅から手紙のことを聞き,糸子が清と別れるつもりだと気付く。秀松は糸子を不幸にしたと後悔する。秀松は安造も出て行ったと知り,更に落ち込む。
 糸子は女学校の同級生だった中島信子(現在は芸子の菊路)を訪ねて行く。
 次三郎は店に帰り,主人を変えるという話だけ聞き林田のところへあわてて走る。
176    安造は間借りしていた2階へ行こうとするが,大家のおばさんに荷物を押し付けられ追い返される。内藤らは置手紙を残し消えていた。
 糸子は信子のところへ行き,芸子にしてくれと頼む。信子の母しげの友達である重の家の女将も偶然その場にいる。信子はとりあえず糸子を部屋へ待たせる。糸子は今日あったことを手紙に書く。
 安造は旅館で愛子のがま口から女中へ祝儀を渡し,愛子にたしなめられる。安造は愛子に結婚を約束し,愛子を口説きついに結ばれる。
177    合格発表の前日,富江は意地を張っている近況を手紙に書く。富江は合格発表の朝に,発表が気にならないふりをするが,鉄川にうそをばらされる。富江は鉄川に反発する。
 信子は糸子が居眠りしている間に手紙を読み事情を知る。信子は三味線の調子も合わせられない糸子に三味線を弾いて見せ,糸子には芸子は無理だと言う。
 重の家の女将はお光に秀松が主人になったこと,安造が出て行ったこと,糸子が芸子になりに中の家に来たことを話す。
 富江が店番していると新聞記者がおしかける。糸茂が「富江が一番で合格した」と駆け込み富江は腰を抜かす。
178    信子は芸ができない糸子に芸子は無理だというが,糸子はしぶとく粘る。信子は浄瑠璃芸者や囲碁芸者の話をする。疲れた信子は眠ってしまう。
 糸茂と富江は新聞記者の取材を受けるが,大阪の言葉が東京でなかなか通じず,鉄川が言葉の説明をする。鉄川は富江が女子大に願書を出したが受けなかったことを披露する。鉄川は記者の前で富江をほめちぎる。糸茂は鉄川に奥さんがいると嘘をつく。
179    記者が帰ると鉄川は,お客が富江を見に来るように富江を褒めたという。糸茂は鉄川が嘘をついてまで褒めるので,記者が二人の間をかんぐらないよう嫁がいると嘘をついたのだった。鉄川が席を外すと,糸茂は合格発表に鉄川が来ていたことを富江にばらす。富江は鉄川を見ると秀松が横に見えると告白。糸茂は鉄川の気持ちだけはありがたいと思ってくれという。
 信子の母のしげは,重の家のおかみから,重の家と秀吉のかかわりを聞かされる。
 糸茂は二人を梅見物に誘う。糸茂は散った梅の木を成田屋にたとえる。富江は糸茂から,秀松が成田屋の主人になったと聞かされる。
180    糸茂は鉄川と富江に秀松が主人になったいきさつを話す。糸子が出て行ったと聞いた富江は,糸子が東京へ来ていると思い下宿へ走る。糸茂は糸子が糸茂に来たことを鉄川に話す。糸子は糸茂に富江をよろしくと頼み,借金の半分を背負うと告げたのだった。糸茂はなるべくしてなった病気なら漢方薬を使ってはどうかと勧めるが,糸子は拒否したのだった。糸茂は成田屋を梅に,秀吉を杉にたとえて鉄川に説明する。糸茂は鉄川に,富江の秀松への憎しみを一手に引き受ける的になるよう命じる。
 下宿に帰った富江は下駄を見つけ喜ぶが,それは糸子ではなく下宿のおばさんの娘の下駄だった。

 

 

 

 

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