タイトル:アッパレ! あらすじ あかんたれ

あかんたれ

第181話〜第190話

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話数 ひとこと あらすじ
181    糸子は信子に置手紙をして出て行こうとすると,しげに引き止められる。糸子はしげと重の家の女将に,芸子になるなら芸か体のどちらかを売らないといけないといわれ,帰ることにする。しげは中の家のおばさんを見送りにつける。糸子は帰り道に次三郎を見つけ,次三郎と一緒に帰ると嘘をいい中の家のおばさんを帰らせる。糸子は別の店に行こうとするが,追いかけてきた信子に連れ戻される。
 秀松はいなくなった成田屋の子供たちのことで悩んでいた。秀松はお梅が糸子から預かった手紙をわざと落とさせて,お梅から手紙を手に入れる。
182    糸子は信子に連れ戻される。中の家の皆が反対する中,糸子は水商売の中でも堂々と道を歩ける芸者になりたいと訴える。糸子は店のことを話し,てかけの子に負けたくないとの思いを話す。ついに重の家の女将は糸子に芸者になれと言い出す。
 次三郎はやっとの思いで洋食屋で食事中の林田を見つける。次三郎は林田に,自分を成田屋の主人にしてくれと頼む。林田は次三郎に秀松が主人になったことを告げる。認めないと怒る次三郎に,林田は次三郎より秀松の方がふさわしい理由を一つ一つ説明。次三郎は逆上して暴れ,取り押さえられる。
183    富江は大阪へ帰るため駅へ向かうが,荷物を持つという鉄川に反発する。鉄川は糸茂に富江の憎しみを一手に引き受けるよう言われたことを思い出す。富江は鉄川に汽車賃を要求するが,学費等で赤字だと拒否される。一人残された富江は,会社に残り働いて汽車賃をためると決意する。
 閑古鳥の成田屋には冷やかしの客しか来ない。そこへおいしが直助をつれてくる。おいしは直助が客として来たと2階の秀松へ知らせに行くが,もぬけのカラ。秀松はふらつきながら清の待ち合わせ場所へ向かっていた。
 待ち合わせ場所には清と父親が待っていた。秀松は手紙を渡すと意識を失ってしまう。
184    秀松は漢水堂へ担がれて行き,手紙は清の手に渡った。清の父(修之助)は秀松に秘伝の湿布を作る。秀松・清が糸子を探すというが,修之助はのれんを守れず恥をかいたと考える糸子を探しても嫁にはこないだろうと言う。清は無言で部屋を出る。修之助は秀松に,船場では人が店を守るが道修町は薬が店を守ると違いを語る。
 しげは糸子を見習として扱い,本当にやる気があるか見てから金を貸すという。
 富江は東京で道に迷い困っていると,入れ墨のいかついじいさん(たこ七)が助けようとする。
 部屋へ通された糸子は,おばさんへお礼の品を渡すが,失礼だと怒られる。信子は糸子を助けようとするが,おばさんは芸子を仕込むためと糸子に厳しくあたる。
185    糸子は同室の芸子の〆路と松路にいびられ,話したくない身内の恥をしゃべらされる。
 たこ七は見た目はこわいが人助けの好きなじいさんだった。富江は老夫婦のおでん屋でおでんをご馳走になり,身の上を話すがなかなか話がかみ合わない。富江が大阪へ帰ろうとするのを聞き,老夫婦はてかけの子へお礼を言いに帰るのかと感心する。
 富江が下宿へ帰ると,鉄川はご飯を食べず待っていた。
186    鉄川は関東だきを食べるが,富江はそれはおでんだと言う。富江は下宿のおばさんが赤飯を作ったのを知り感激する。富江は鉄川に、母が安造をひいきしておでんのコロを余計に食べさせていた悔しい思い出を話す。富江は昔悔しさからおでんを捨てた自分が,おでんを恵んでもらうようになったのが悲しかった。富江からおでん屋での話を聞き,鉄川はおでん屋がてかけの子を誉めたことを言い当てる。富江は二階へ逃げて泣くが,鉄川がご飯を二階へ持ってくる。富江は鉄川に,他人の金で大学へ行くのはやめたいと言い出す。鉄川は富江の決心を,人間の大学を卒業したようなものだと誉める。
187    糸子は〆路らの厳しいいじめにあい一時弱音を吐くが,再度しげに働かせてくれと頼む。
 お絹・おすみはお光から秀松が主人になったと聞く。だがお絹はあくまで本妻の子をたてて辞退すべきだった,潰れた方がよかったと嘆く。お絹は、一日も早く店を盛り返して兄弟を迎えるようにとお光に伝言を頼み,店を守った褒美だと先代の羽織を預ける。お光から糸子のことを聞いたお絹は,糸子が芸子になるのに反対するが,重の家の女将はお絹が糸子を守ってやれば秀松を手伝うことができると言う。
 秀松は成田家に帰り漢水堂での出来事を話す。秀松は何の為に店を守ったのかと泣いていた。
188    新聞に富江が一番で男の大学へ合格したと載り,糸子や幸助らは喜ぶが,お久は糸茂が受けさせたのかと怒る。お久は記事に鉄川音吉の名を見つけ,糸茂が鉄川に仕返しさせるのかとかんぐる。更に記事に次三郎が食堂で乱暴したとの記事があり,お久はこんな新聞を私に見せるのかと怒る。
 安蔵は愛子と共にお松のいる福井へ向かっていた。愛子は漁師になれと言うが,安蔵ははぶたいで儲けると気楽なもの。二人は新聞で富江のことを知る。
 秀松にお光が会いに来る。秀松は糸子らが出ていったことを悔やむが,お光は糸子らの表札をかかげ秀松の表札のない店を作るようアドバイスする。秀松の表札はお母さんが掲げて待っていると聞き,またお父さんからの褒美だと形見の羽織を渡され,秀松は喜ぶ。
189    秀松が店に帰ると,幸助が豆七,国松,常松を呼び寄せていた。店に戻るよう頼むが豆七は拒否。豆七は店やお久へのうらみを好き放題言う。豆七らが奥へ行くと,店においしと直助がやってくる。幸助は直助に豆七の非礼を話し,店に戻るよう頼むが,直助も拒否。だが秀松は主人にならないと宣言。ここの子供の表札をかかげ帰って来やすくして,あくまで主人代理としてやると言う。これを聞いた直助は納得し,再び働くことにする。そこへ警察が次三郎の身元引受人になるか聞きに来る。
 お久は秀松から直助が店に戻ると聞き怒るが,それを直助に見られてしまう。直助はお久の怒りを知り,「ご寮さんのために働くのではない」とお久に食って掛かり,孝助に制止される。
190    店で皆から直助がなぜお久に嫌われているのか問われ,孝助は直助が安造をどついたのが原因で,わが子かわいさの親バカからだと言い,本当の理由を隠す。結局秀松は直助を店に置くと決める。またお久の唯一の身内だとして次三郎を警察から引き取ると決める。その際おいしは丁稚の格好でなく着物を着ろというが,秀松はそのまま警察へと出掛ける。秀松に印鑑を手渡した孝助は秀松の真意を聞き,その成長ぶりに感心する。
 奥でお梅は店でのやりとりをお久に全部話してしまう。お久は怒り,孝助にいやみを言い外出する。
 一人で警察に来た秀松は,自分が3日前に丁稚から主人になったと説明するが,全く信用されず警察に捕まってしまう。

 

 

 

 

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