タイトル:アッパレ! あらすじ あかんたれ

続あかんたれ

第11話〜第20話

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話数 ひとこと あらすじ
11    秀松と孝助は次三郎にかまをかけ、糸子の金を受け取ったことを白状させることに成功する。だが次三郎は金の一部を使い残りを糸子からの見舞いだといいお久に渡したと説明する。孝助はお久に確認に行くが、お久はもらったと答え、追求は行き詰まる。秀松は事情をお久には話さず、何とか次三郎から金を取り戻そうと考える。
 重の家のおかみはおしげから糸子の決意を聞くが、二人ともお絹のために糸子を守ろうと考える。
 音松は客として重の家へ行き,糸子をお座敷に呼ぶ。
12    村田と一緒に座敷に上がった音松は,青木と名乗り糸子の酌を受ける。音松と村田は糸子が旦那を持つかどうかそれとなく探りを入れる。糸子には重の家のおかみでも自由にならない何かがあることがわかる。
 成田屋ではお針子にミシンの使い方を教えていた。それを覗いた次三郎は女の足を見てまた遊びに行きたくなる。だが秀松や作蔵の見張りに会い遊びに行けない。
13    次三郎は遊びに行くのを見破られ部屋へ帰るが,そこへ秀松がやってくる。秀松は次三郎と一緒に仕事をし,一緒に寝ると告げる。秀松は次三郎のさいふを見て怪しいと思う。
 そのころ神戸の愛子は生活のため飲み屋で働いていた。その店に愛子を探し出した木下が客として来る。木下は以前安造から取り損ねた金を巻き上げるつもりだ。愛子は妊娠したので協力できないと言う。
 ハンコ屋では船乗りがオランダの未亡人にたのまれハンコを作ってもらっていた。安造は船員から,未亡人が男の肌を1000円で買うと聞き,喜ぶ。
 次三郎は秀松と帳簿をつけるため逃げられない。次三郎は居眠りしてしまう。
14    秀松は次三郎が寝たすきに財布を開けるが,さっきまで膨らんでいた中身がない。秀松は部屋を探すが金は見つからない。次三郎は寝ぼけて「飲みに行こうとしていたのに」と言ってしまう。どうやら金を持っているのは確かなようだ。秀松は次三郎に張り付き,金を使わせない作戦をとる。
 安造は船員に頼み込み,船員も了承する。安造は明日あまり精を出すと外人の未亡人が自分に惚れて1万円出すのではと,相変わらずの都合のよい想像をめぐらす。安造は愛子に温泉に連れて行くという。
 次の日安造は船で未亡人に会うが,尻の皮をはいで本の表紙にすると聞き恐れおののく。だが肌が汚く使い物にならないと,放り出される。
 秀松は次三郎と作蔵を連れて営業に出かける。
15    安造がハンコ屋へ帰ると愛子は仕事に行っていた。
 秀松は雑貨屋へステテコを売り込む。雑貨屋で秀松はステテコをはやらせないといけないことを学ぶ。外で待つ次三郎には作蔵が見張りについている。そこへ糸子が通りかかる。糸子は次三郎に金のことを問いただすが,次三郎はお久に渡したと言い張る。秀松は糸子に心配かけまいと「金はお久から受け取り店のために使っている」と,糸子に嘘をつく。糸子はお絹が借金の事情を知っていると言い残し立ち去る。秀松は芸者になった糸子を哀れに思ってくれと次三郎に泣き落としをかけるが,次三郎はお久から返してもらえという。
 成田屋ではお針子の訓練が続くが,お久がそれを見つけてしまう。お久は成田屋がモモヒキを売ると知り激怒し,富江に「今すぐ成田屋ののれんを下ろすと言え」と迫る。
16    お久はモモヒキを売って店を建て直すぐらいならのれんをおろせと迫る。だが富江は今まで苦労かけた奉公人に店を貸すのは当然だとお久に逆らう。お久は怒り次三郎に支えられながら立ち去る。皆は富江に礼を言うが,お石と作蔵はまだ富江を非難する。ステテコを売るのは恥ずかしいことと考える富江は,秀松の世話にならないと宣言する。富江は音松がステテコを手伝っていると聞き,またミシンの先生の田中みよが音松をほめるのを聞き心中穏やかでない。
 お久は次三郎に安造を探してくれと頼む。
17    秀松は孝助の家で富江のことを音松に相談する。音松は「お絹が秀松を成田屋に預けたのと同じように,心を鬼にして放っておけ」とアドバイスする。秀松も姉弟ならいつかわかってくれるはずだと納得。音松らはステテコ販売作戦を議論する。
 富江は音松の居場所を聞くため糸茂に会うが,知らんと冷たくあしらわれる。
 次三郎は作蔵のすきを盗んで店を抜け出すが,すぐに木下に出くわす。
18    富江は秀松の世話にならないと意地を張る。秀松は音松のアドバイスに従い,富江の言うとおりにすると決める。店のものは秀松を冷たいと非難する。
 次三郎は木下に追求され,金を横領したことを白状する。木下はこれをネタに次三郎から成田屋の情報を報告するよう約束させる。
 重の家では常連の米忠の旦那がおかみに糸子への恋心を告白。米忠は糸子にかつて働いた店のとうさんの姿を重ねて見ていた。糸子は客として来ていた同級生に偶然会い,芸者になっていたことを知られて動揺する。
19    いよいよステテコを売り出す日が来た。お梅は制止を振り切りステテコ姿になる。お梅のステテコ姿を見たお久は卒倒。お久はステテコが売れないようにと仏壇で祈る。
 秀松は店の者をサクラにして小芝居をさせ,ステテコを町で宣伝する。おかげで雑貨屋にステテコを見に客が来る。売れ行きがイマイチと聞き,音松はズボンを脱ぎステテコ姿で道行く人に宣伝するが,その姿を富江に見られてしまう。やっと出会えた音松がステテコ姿だったので富江はショックを受ける。
20    逃げる富江に音松が追いつく。音松は説得するが,富江は「秀松はモモヒキだ」と恨みを語り,仕事を探しに立ち去る。これを影から見ていた秀松は富江の思いを知り落ち込む。トボトボと店へ帰る秀松は,「なりふりかまわんとはこのことだ」と悪口を言われ更に悩む。店ではステテコをはいたお梅がお久に日ごろの怒りをぶつける。孝助の家で打ち上げをしているところへ現れた秀松は,ステテコを売るのを止めると爆弾発言。
 富江はカフェーの女給募集の張り紙を見て店に入り,同じく応募に来たぼたんに会う。

 

 

 

 

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