タイトル:アッパレ! あらすじ あかんたれ

続あかんたれ

第31話〜第40話

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話数 ひとこと あらすじ
31    ステテコを本格的に始めた成田屋は秀松の提案でのれんのない店構えにする。正治も丁稚を連れて手伝いに来る。工場を見た正治は,環境改善と流れ作業の採用を提案する。
 音松と正夫は浪花新聞へ行き,ステテコを新聞記事(現代浪花新風俗)に載せるよう頼むが,広告部へ案内される。
 店にはなかなか客が来ない。来たと思ったら,名前の由来を確認しに来ただけだった。
32    糸子は踊りができないにもかかわらず,客やつた路から迫られ座敷で無理矢理踊りを踊らされる。だが客は下手な踊りにしらけて怒り帰ってしまう。糸子はあねさん芸子からボロカスになじられる。
 糸子はお杉からも芸がないことを叱られる。糸子は自分の金が次三郎に取られたことをお杉から聞かされる。芸が何もない糸子はどうすればいいのか悩む。
33    店の外で秀松と音松はステテコの名をどうやって広めるか相談する。そのときラッパの音が鳴り響く。秀松らは陸軍をまねて大砲の模型を使った東西屋の宣伝を見る。秀松は東西屋のあとをつけ,話だけでも聞こうとする。昼ごはんの席で秀松は東西屋の米丸に金をかけずにステテコの名を広める方法を教えてくれと頼む。タダで教えてくれと言う秀松に米丸は驚く。話しているうちに秀松は米丸にステテコをはいてもらうことを承知させる。この報告を聞いた音松は,自然に話を持っていくことが成功の秘訣だと気付く。
34    なかなか寝付けない糸子は,子供のころ父がお客の大根を担いでいたのを思い出し,自分も何かおまけをつけようと考える。次の日,糸子の客の中井屋は座敷で碁を楽しんでいたが,礼状を書くため帰らなければならなくなった。それを聞き糸子は自分が変わりに書くと申し出て,客を喜ばせる。糸子の代筆は大成功だった。糸子は芸ができない分,他のおまけで補うおまけ芸者としてやっていく自信を持つ。
35    安造は相変わらず働こうとしない。安造は愛子の店の支払いを取るため,愛子の代わりに質屋の若旦那を尋ねる。だが父親が厳しい質屋の若旦那は金を支払えない。安造は愛子が客に色目を使っていることを知り嫉妬する。安造はうまく丸め込まれて,3円20銭の支払いを18銭で1ヶ月待つことになる。金を取ってこなかったことを知り愛子は怒るが,安造が焼き餅を焼いていることを知り強く言えなくなる。
 秀松は雑貨屋の丁字屋へステテコを置きに行くが,亭主はサボって義太夫に行ってしまう。秀松は奥さんに申し出て店番をする。秀松は店を整理整頓して,お客にステテコを積極的に売る。丁字屋は大喜び。
36    秀松は丁子屋の注文をだるま堂へ伝えに行き綾に会う。綾は寄席で人気の桂花団冶にステテコをはいてもらうよう提案し,秀松は関取にはいてもらうよう提案する。
 愛子は飲み屋くすの木でお酌するがつわりで客の気分を害する。くすの木の主人は愛子やその旦那を非難すると,弁護士を名乗る木下が話しに割り込んでくる。木下は愛子が客の未払いを立て替えるさせられるのを防ぐ。愛子が帰ると安造が子守をして魚を買ったと言う。明日から飲み屋を辞める愛子は,どこで子守したか問い詰めるが,安造はうそなので答えられない。
37    安造は愛子をうまくごまかす。愛子は安造を見直し感激の涙を流す。うまくいったとほくそ笑む安造。
 みよは秀松に好きだと打ち明けようとするが,邪魔が入って伝えられない。
 質屋に飲み屋の主人が飲み代を取りに行き,安造の利子横領がばれる。飲み屋くすの木で主人からそれを聞いた愛子は,賃金から飲み代を引かれることを了承する。木下は落ち込む愛子に出産費用100円を渡し仕事に誘う。安造に愛想を尽かした愛子は,木下の仕事を手伝う決心をする。
38    綾は父親である社長のつてで、座敷で横綱雲の海にステテコをはいてもらう。その席に糸子が芸者で呼ばれる。綾は糸子が成田屋のとうさんと気付き、二人きりになった時糸子に成田屋へ帰るよう話しかけるが、糸子は拒絶。
 愛子は酔っ払って帰宅。自分を騙した安造を殴り非難。愛子は別れるというが安造は泣いてすがる。愛子は毎日50銭稼いできたら許すと約束させる。
39    成田屋では横綱がステテコをはくと知り沸き返る。だるま堂の若主人(正治)は、綾が無断で雲の海に話をつけたと疑う。綾は正治・音松にこれは秀松の手柄だと説明する。秀松は音松に手柄は綾のものだと言いそびれる。
 横綱のステテコ姿が新聞に載り、店は喜びに包まれ、店には客が押し寄せる。ステテコが売れないよう仏壇へ祈っていたお久は、ステテコが新聞に載り店に客があふれていると知りくやしがる。
40    新聞の効果で店は大忙し。だが秀松は人気噺家の花団治に会いに行ったまま帰ってこない。秀松は何とか花団治に会い、ステテコをはくよう頼むが、花団治は雲の海の2番煎じはいやだと断る。秀松は機転を利かせ、「雲の海は露払いだ」と説明すると花団治は喜んで了承する。
 成田屋ではステテコが品切れになる。店に帰った秀松は皆と喜ぶが、富江は商品を切らした無計画性で秀松の主人としての才能を、「父親の血を一滴も引いていない」とボロカスにこき下ろす。

 

 

 

 

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