タイトル:アッパレ! あらすじ あかんたれ

続あかんたれ

第51話〜第60話

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話数 ひとこと あらすじ
51    秀松は偽物について音松に相談する。二人はだるま堂が怪しいと推理する。音松はだるま堂へ調査に行くが、正治は留守。だがだるま堂の主人(正治の父)が音松を招き入れる。音松は喧嘩別れした事情を話し,主人は音松の肩を持つ。音松は正治が離縁しようとしていることを聞く。音松が偽のステテコを主人に見せると、突然主人はだるま堂を疑うのかと烈火のごとく怒り、音松を追い返す。だが綾は正治に疑いを持つ。
 調査を終えた作造らが孝助の家に集まるが、偽者をどこが売っているかわからない。そこへ富江が飛び込み、糸子に嘘を教えた秀松の真意を問い詰める。秀松は糸子の顔を見たら本当のことが言えなかったと説明。富江は孝助にお久へ真実を伝えるよう命じる。そこへ音松がやってくるが,音松は富江よりステテコのほうで忙しい。
52    誰も店名を聞き出せなかったが、鉄吉の手柄で店名が甲賀商会だとわかる。
 孝助に糸子から手紙がくる。孝助夫婦と音松・富江は糸子からの手紙について相談する。手紙にはお久へ金のことを言わないよう書いてあった。おいしはお久らが偽物を作っているのではないかと口走ってしまう。富江はこれに怒って出て行き,音松が後を追う。おいしをたしなめた孝助はおいしと激しく夫婦喧嘩し、ついにおいしは別れると言い出す。
 店で秀松がそろばんを弾いていると、作造らが銭湯から帰ってくる。そこへ孝助が荷物を抱えてやって来て、丁稚部屋へ泊めてくれと言う。
53    孝助は家を追い出されてしょんぼり。秀松は孝助のために布団を敷く。孝助は家をなくした不安を打ち明ける。秀松が家をなくした子供の頃の苦労を話すと、孝助は自分が贅沢だったと思い知り反省する。
直助・豆七は孝助を慰めるため酒を盗みに治三郎の部屋へ向かう。二人は治三郎がお久の部屋へ入るのを目撃するが、無事酒瓶を持ち出す。治三郎はお久を夜這いしようとしたが、後で部屋へ行くからと言われ一旦自分の部屋へ引き返す。暗闇の部屋で待つ治三郎の所へ豆七が酒瓶を返しに来て、お互い悲鳴をあげる。直助・豆七はお久と治三郎の仲を疑うが、今夜のことは誰にも言わないと決める。
54    反省した孝助は早起きして帳面をつける。秀松はおいしが孝助を心配していると思いおいしの家へ行くが,おいしは心配していることを素直に言えない。秀松がおいしの家を出ると、おいしは突然発作を起こし苦しむ。
 富江が音松と一夜を過ごし朝帰りすると、部屋ではお久がまんじりともせず待っていた。お久は富江に音松と別れろと迫るが富江は拒否。富江は音松と家を出ると言う。お久は次三郎に音松と会わせろと命じる。治三郎は秀松に、音松と会わせてくれと頼む。富江も孝助を通じて、秀松に音松と会いたいと頼む。そこへお梅が、おいしが倒れたと言い駆けつける。
55    孝助は家に駆けつけるが、おいしは意識不明。医者は会わせたい人を呼ぶよう言う。おいしは一時的に意識を取り戻すがすぐ意識を失う。
 富江は糸子から指定された道頓堀の宿屋で糸子と会う。糸子はこれ以上お久を責めたらお久が店をつぶすかもしれないから、お金のことは言わないよう富江に頼む。富江は家を出るというが、糸子は店に残り音松との仲を許してもらえと富江に言う。糸子はお久が安造に望みを託さないよう、富江が頑張るよう頼む。
 秀松は音松に会う。音松は小売を張って甲賀商会の後をつけるという。秀松は富江が音松に会いたがっていると伝えるが,音松は今それどころではないと言う。
 店にお梅がおいしの容態が急変したと駆け込んでくる。おいしの家へ走り出した秀松を次三郎が呼び止めるが,秀松は次三郎に食ってかかる。
56    秀松らはおいしの元へ駆けつけるがおいしの意識は戻らない。そこへおいしの娘のたかこがやってくる。たか子は昨夜おいしから相談があるとの電報を受け取っていた。それを知った孝助は,おいしが本気で離婚しようとしていたと思いショックを受ける。
 糸子はおきぬに300円出してもらい守ってもらっていることが真綿で首を絞められるようにつらいと富江に語る。糸子と別れた富江は音松に会い,おいしが危篤と知る。富江は家に帰りお久に見舞いに行くよう言うが,お久は主人は見舞いに行かないのが船場のしきたりだと拒否。怒った富江は自分が行くと言い飛び出す。
 皆が見守る中,おいしは一時意識を取り戻す。おいしは孝助にたか子と一緒に住み嫁にやるよう頼み,番頭の嫁にだけはせんといてと言い残し息を引き取る。見舞いに来た富江はこれを聞き「かんにんして」と泣く。
57    おいしの顔には白い布。線香が炊かれる中,作造はおいしのためにうどんを作る。みよ,ぼたんらはミシンで死装束を作る。お久は次三郎から香典に1円を借りる。
 音松は秀松に明日偽物調査に店の者を出すよう言うが,直助は葬儀だからと反対する。秀松は明日偽物調査すると決断する。そこへお久が焼香にやってくる。お久は音松に気付き,後で話があるので待つよう命じる。お久は線香をあげお悔みを言うが,その高慢な態度に作造が「おいしに謝れ」と怒りの声を上げる。だが孝助はお久に感謝の言葉をかける。お久が帰ると,孝助はおいしに「わしは番頭やもんな。判ってくれるな。」と泣く。
58    お久は成田屋に帰り,音松と対峙する。お久は音松に富江の前から姿を消すよう言うが,音松は富江の心を変えないと無理だと答える。お久は今に音松も秀松も恥をかきここにいれなくなると不吉な言葉を投げかける。
 そのころ,九助のはんこやに警官が来て,安造が金を取られて怪我をしているのを保護したと伝える。愛子は身重なので九助が引き取りに行くことになる。
 だるま堂では正治が綾に里へ帰れと言うが,綾は嫁の義務を果たすため帰らないと拒否する。
 翌日,音松,秀松は,作造,豆七,鉄吉に小売で偽物売りを尾行するため見張らせる。
59    次三郎は店の者が小売を見張っていることを知り,甲賀商会へ伝える。甲賀商会は予定を変更し,藤井寺へ商品をおろし,待ち伏せは失敗。翌日もミナミで見張るが,女が商品をこっそり持ち込んだため見逃す。音松は誰かが情報を漏らしているとにらみ,明日はキタヘ行くとかまをかける。本当はミナミへ行くと知っているのは音松,秀松,作造だけだ。
 たか子は孝助と一緒に住まずに帰ると言い出す。たか子はおいしの位牌を欲しがるが,孝助はこれだけは誰にも渡さないと拒否。だが思い直して位牌をたか子に渡し,「これからはお母さんと一緒に住み」と言い泣く。
60    明日はキタヘ行くことを聞き出した次三郎は,孝助を慰めることを口実に店を抜け出し,甲賀商会へ知らせる。だが今日は秀松・作造だけが出かけ他の者は店に残る。次三郎はお久の部屋で偽物の話をするが,廊下に富江の影を見つけあわてて秀松を心配するような発言をする。お久は返って富江に怪しまれると次三郎をたしなめる。
 お梅が孝助に朝ごはんを持っていくと,既に朝ごはんが出来上がっている。孝助は位牌を見つけ驚くが,たか子が一緒に住むため帰ってきたのだった。
 作造はうどん屋台で小売を張り,ついに甲賀商会を見つける。音松・作造はうどんを食べに来た甲賀商会から会社が守口にあると聞き出す。秀松らは甲賀商会の後をつける。

 

 

 

 

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