タイトル:アッパレ! あらすじ あかんたれ

続あかんたれ

第71話〜第80話

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話数 ひとこと あらすじ
71    判子屋に人夫が安造の借金を取りに来る。愛子・九助は安造が博打で借金したことを知る。金がないため人夫はあきらめて帰るが,愛子は安造と別れる決意をする。愛子は病院で安造に別れを告げ出て行く。
 お梅と秀松が成田屋へ帰り,孝助らは皆喜ぶ。孝助らは甲賀商会がだるま堂の若旦那だったことを知る。孝助は皆でお久に甲賀との契約を破棄するよう頼もうと言うが,秀松は自分から言うという。
 お梅から音松が釈放され間借り部屋にいると聞いた富江は,お梅を身代わりにして部屋を抜け出す。秀松は一時丁稚部屋へ入り,次三郎には釈放されたことを内緒にする。
72    富江が下宿に行くと音松はいない。音松は飲み屋で刑事から刑務所の匂いがすると言いがかりをつけられ飲み屋を追い出される。店から出た音松は富江に会う。気が立っている音松は,お久の裏切りを非難し,お久をかばう富江も非難する。泣きながら店に帰った富江は店の前で夜を明かす。翌朝,富江は秀松のせいで音松に怒られたとやつあたりする。直助・豆七らは秀松の姿が見えないふりをして,次三郎に秀松を幽霊だと思わせる。
 秀松はお久に会い,偽物と同じ歩合3割を渡すからステテコを売らせてくれと頼むが,反対にお久は3割渡すからステテコをやめろと言う。
73    秀松はステテコを売ると言い張り,お久も徹底交戦の構えで交渉は決裂。別室でお久は次三郎に歩合を1割ネコババしていたことを白状させるが,二人の関係を富江にばらすと脅され,許さざるを得ない。そこへ富江が駆け込み,すぐに甲賀との契約を破棄しろと迫る。お久が拒否すると富江は出て行くと宣言し,荷物を持って行ってしまう。富江は音松の下宿へ行くが,音松は既に出かけていた。富江は音松への手紙をことづけると,あてもなく歩く。
 秀松はお久との交渉が決裂したことを幸助らに話し,対策を相談する。秀松は次三郎と断絶宣言し,再度だるま堂へ頼みに行くことにする。秀松は音松と相談。秀松は富江が間に立ち苦労していたと富江をかばい音松にしばらく休むよう言う。
74    綾はだるま堂の主人に正治と別れると告げ家を出る。だるま堂に来た秀松は家を出る綾と出くわす。綾は秀松を引き止め,自分も手伝うからだるま堂と戦えと説得する。
 音松は富江の置手紙から,富江が家出したことを知る。富江は夜の街で糸子を探すが,芸名も置屋もわからない。音松は下宿の前で作造に会う。作造は釈放されたが成田屋に帰りづらく,音松に付き添ってもらいたかったのだが,音松は手紙に死にたいと書かれてることにあせり,作造を冷たくあしらい富江を探しに走る。
 秀松は綾に工場を見せる。そこへ豆七が現れ,偽物の恨みで綾に殴りかかるが,秀松が止める。
 糸子は座敷で客として来た糸茂に会う。
75    座敷で糸茂は糸子を知らないふりをする。糸子も船場の花屋の出だと嘘をつく。糸茂は一緒に来ていた取引先から,糸茂がミシンを売ろうとしている成田屋が偽物のため危ないと聞かされ座敷を出る。糸茂は庭で偽物が出たこと,お久が契約を認めたこと,ミシンを偽物の方へ売ることを糸子に知らせる。糸子はミシン代を作るのでミシンを売るのを1両日待ってくれと頼み了承される。
 綾は秀松らに名古屋,東京へ売るため製品をどんどん作るようアドバイスする。だが孝助は糸茂から買うミシンを断っていた。綾は成田屋で一緒に働くと告げる。
 
76    秀松と音松は富江を探そうと相談するが、作蔵も行方不明になっていることが判明する。店の者はお梅を留守番にして手分けして富江を探しに行く。次三郎は残ったお梅を丸め込み、皆が何をしているのか聞き出す。
 富江は以前糸子と会った宿屋を探していると偶然糸子と出会う。糸子はお久が安造をあてにしていること,偽物を作っている所が糸茂からミシンを買うという情報を富江に聞かせる。糸子は富江に家を出て音松に心配させたことをたしなめ、成田屋でお久と皆の間に入り皆の心を和らげるよう諭す。糸子は自分の居場所の名を教えず車代を渡して立ち去る。
 店の者が富江を探していると、お梅が富江が帰ってきたと皆を呼びに来る。富江は探してくれた皆のためにお詫びのおにぎりを作る。
77    店の者は富江の作ったおにぎりを食べる。秀松もしみじみとおにぎりを食べる。富江は音松の間借りしている部屋へおにぎりを持って行き音松に謝り二人は仲直り。
 翌朝,店はみんなでステテコをフル生産し,これに次三郎はびっくり。綾は秀松らに京都・名古屋の得意先を教え,「だるま堂から来た」と言ってステテコを売るよう指示。トラブルを心配する孝助に,綾は自分に任せろと言う。綾はお絹と名乗り成田屋で働くことにする。綾と孝助は娘の隆子と名古屋へ売りに行くことになる。
 一夜を共にした富江は音松からも説得され、1日一緒に過ごすことを条件に店に帰ることを承知する。だが秀松が音松を呼びに来て音松は仕事に行く。一人残され悔しがる富江。
78    糸子はミシンの金が用意できない。糸子に興味を持った鴻池のご隠居は重の家のおかみに糸子の事情を聞く。
 次三郎は正治に成田屋が生産を再開したことを知らせる。正治は地方へも売るため,ミシンの仕入れを急がせる。
 秀松は京都でだるま堂の名をかたりステテコを小売店へおろす。
 糸子は鴻池のご隠居と二人きりになると,1000円で自分を世話してくれと頼む。ご隠居は正式な手順を踏まず直接客に頼んだことや按摩も芸もできないこをと指摘し,糸子を叱りつける。糸子が出て行くと,おかみがご隠居に呼ばれ1000円を糸子へと渡されるが,おかみは筋が通らないと断る。ご隠居はならば糸子と置屋のおかみを呼べという。
79    ご隠居は糸子と置屋のおかみを呼べと言う。
 音松,秀松らは京都で昼飯を食う。秀松らは,綾の行為はだるま堂を守るためだろうと話する。
 名古屋へ向かう汽車の仲で,孝助は綾とたか子に秀松の生い立ちを話す。
 ご隠居は路の屋のおかみ,重の屋のおかみ,糸子を前にし,千円を成田屋に投資するので糸子に仲立ちしてほしいと金を出す。重の家の女将はお絹へ手渡すようにと言い糸子へ渡す。ご隠居は重の家のおかみと二人きりになると,糸子へ千円投資すると何が帰ってくるか見たいとの本音を語る。糸子はお絹にこれ以上借金を増やすと自分の恥だと考え,金を渡すまいとする。
80    置屋に帰った糸子はおかみに問い詰められ,金の無心をしたことを告白する。怒った女将は処分が決まるまで座敷に出ることを禁じる。この話を立ち聞きしたつた路・梅路は糸子の留守に手形を取り上げようとするが,糸子はかんざしで殺すと脅し手形を取り返す。
 翌朝,糸子がお絹に金を渡しに来ないので,重の家のおかみ・路の家のおかみは怒る。だがお絹はてかけに金を渡したくない糸子の気持ちを察し糸子を弁護して,今回だけは許してくれと頼む。
 糸茂では50台のミシンを欲しがる三宅が返事を迫るが糸茂は返事を延ばす。そこへ糸子が面会にやってくる。糸子は座敷で金を借りたと言うが糸茂はにわかには信じない。だが糸子がご隠居様と言うのを聞き誰が金を出したか察知する。

 

 

 

 

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